ヤマモミジ 山紅葉 Acer palmatum var. matsumurae
大阪箕面市には、「もみじの天ぷら」を食せる場所があります。この天ぷらに使用している葉っぱは、食用モミジのもので、紅葉の名所や近所の公園などで見かけるモミジとは異なり、無農薬で特別に栽培されたものです。水洗いした後、1年以上塩漬けにしたものを天ぷらにしているそうです。
紅葉する樹木は、同じ1本の木でも葉の場所によって黄色から赤など様々な色に染まることがあります。葉が赤く染まるのは日光が当たること、夜間の冷え込み、が条件となっているのですが、頂上付近の枝先と根本付近の梢などではその環境が異なるためです。
ビルなどが無く、冷え込みの厳しい山あいはモミジが美しく紅葉するための条件がそろっているのですね。
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