ヒメサザンカ 姫山茶花 Camellia lutchuensis T.Itô
ツバキは万葉集にも記述があり、古い時代より日本人から親しまれてきました。
花の少ない冬に美しい花を咲かせることから茶花としても重宝され、盛んに園芸品種の作出が行われてきました。本種の花には香りがあり、ツバキ属の中で一番強いといわれています。
ツバキの種子から採集される椿油は、化粧品や食用のほか、医療用や機械油としても利用され、木材としては強度が高く均一な質であることから、印鑑や将棋の駒や工芸品の材料として用いられています。
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